「早く帰りたい」と言われた日。保育園のお迎えが最後になるフルタイムワーママの本音

保育園のお迎えがいつも最後…フルタイムで働く母が「早く帰りたい」の一言に感じた罪悪感と、そこから見つけた後悔しない家族時間の作り方を実体験でお伝えします。


毎日「最後のお迎え」になる罪悪感、私だけじゃないですよね

「ママ、今日も最後だったね」

年中さんになった我が子が、そう言うようになったのは、お友達が早く帰っていく姿を意識し始めた頃からでした。フルタイムで働く私にとって、お迎えが最後になるのは、正直言ってほぼ毎日のこと。

保育園に着くと、教室に残っているのは我が子を含めた数人と先生だけ。時には我が子と先生の二人きりで、静かにおもちゃで遊んでいたり、編み物をしながら私を待っていたり——そんな光景を見るたびに、何とも言えない気持ちになっていました。

同じように「うちも毎日最後のお迎えなんです」というママ、きっと少なくないはずです。今日は、私自身の体験と、そこから見つけた「後悔しない時間の作り方」についてお話しします。

「早く帰りたい」その一言が、胸に刺さった日

年中さんになったころから、我が子は「早く帰りたい」と言うようになりました。おそらく、自分より早く帰るお友達の存在を意識するようになったのだと思います。

寂しそうな、悲しそうな声で「早く帰りたい」と言われたとき、私の心の中に真っ先に浮かんだのは、胸がぎゅっと掴まれるような苦しさと切なさでした。もっと早く一緒に帰ってあげたい、と。

その日は「ごめんね」と言ってぎゅっと抱きしめました。そして夜、寝かしつけの時間には、少しでも寂しい思いをさせないように、いつもより長くお話をして、優しい時間を過ごせるようにしました。

「他の人と比べてしまう」瞬間

お迎えの時間帯、教室に残っている顔ぶれを見ていると、18時より前にお迎えに来ているお母さんが圧倒的に多いことに気づきます。フルタイムで働くお母さんって、思っていたより少ないんだな——そう感じたことを覚えています。

理想では、16時頃に一緒に帰って、18時には夜ご飯、そのあとは家族団らんの時間をたっぷり持ちたい。1日の中で家族と過ごす時間を、もっと増やしてあげたい。そう思いながらも、現実にはそれが叶わない日々が続きました。

申し訳なさの中で気づいたこと

正直、「申し訳ないな」と思いながら過ごしていた時期は長かったです。でも同時に、子供たちが真っすぐで優しい子に育ってくれていることにも気づきました。お迎えが最後でも子供はちゃんと育つ。それは、当時の私にとって小さな支えでした。

親ばかといわるかもしれませんが、本当に心が優しい子供に育ったと思います。

平日にできないなら、休日と夜の質を上げる

平日どうしても一緒にいられる時間が短い分、私は「土日祝日」と「寝る前の時間」に集中して工夫するようにしました。

  • 土日祝日は、できるだけ家族で楽しめる予定を入れる(動物園、公園、夜景を見に行くなど)
  • 平日の夜、寝るときは必ず一緒に布団に入る
  • 布団の中でおとぎ話をしたり、子供が話したいことを気が済むまで聞いてあげる

お気に入りの公園でピクニックをしたり、動物公園が近くにあったので電車に乗ってお出かけしたり。新しい公園探しと銘打って、徒歩で歩き回って新しい公園を探しに行ったり。

とにかく自然や動物に触れられる環境で、穏やかで優しい時間を過ごせる場所を意識していました。

特に効果を感じたのは、「寝る前の時間」を質重視にしたことです。時間の長さよりも、「今日あった話をちゃんと聞いてもらえた」という実感を子供に持たせてあげることが、日中会えなかった分の埋め合わせになっていたように思います。

読み聞かせは本を読むのではなく、部屋を暗くしていつでも寝られる状態で私がお話するスタイルでした。子供は目を瞑って物語を想像しながら聞いてくれていたと思います。

お母さんの声って安心するのかもしれないですね。

「今だけ」に気づいてから、後悔しない選び方をするようになった

当時の自分に何か伝えるとしたら、こう言いたいです。

「一緒に過ごせる時間は、本当に短い。母に甘えてくれることも、手をつないでくれることも、一緒の布団で眠ってくれることも今だけ。後悔のない時間を過ごしたほうがいい」

この気づきがあってから、平日の罪悪感に押しつぶされそうになるより、「限られた時間で何ができるか」を考えるようになりました。完璧に平日を埋め合わせようとするのではなく、休日や夜のわずかな時間の「質」に意識を向けることで、少しずつ気持ちが軽くなっていきました。

時短家電を取り入れて家事の時間を減らし、その分を子供との時間に回すのも一つの方法です。

お迎えが最後でも、大丈夫

毎日お迎えが最後になること、正直つらいですよね。でも、子供はちゃんと真っすぐに育ちます。大切なのは「一緒にいる時間の長さ」だけではなく、限られた時間をどう過ごすか。

土日の予定、夜の布団の時間——小さな工夫の積み重ねが、後悔のない子育てにつながっていくのだと思います。同じように悩んでいるママに、この記事が少しでも届きますように。


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